2016年7月1日金曜日

Ego Death



The Internet
Ego Death
2015

いきなり、全然関係無い話ですが
私が小学生の時に思ってた持論を2つ述べたいと思います。

①なんで大人は暗いトーンの服しか着てないんだろう。
 自分は大人になっても明るいトーンの服を着るぞ。

②ナイキって、ホントカッコイイな。
 ブランドのロゴも、スニーカーも、ジャージとかもかっこいい。
 きっとアディダスが進化してナイキになるんだ。
 (”進化”という概念は、きっと当時のポケモンに植え付けられた)

馬鹿ですね、、、
ただ自分の考えの源流だな、、と思います。

明るく参りたい。その為には、身につける衣服を明るく。
形から入る私。
当時から、ミーハーだったんでしょう。
そして、ナイキのスニーカーの元気な色使いが小学生の当時から
好きだったんだろうなぁ、と思ってます。


さて、、今日レビューするThe InternetというLAのバンド。
上2つのアホな考えを、とてもクールに2010年代に
体現しております。ほんと最高。深く共鳴しております。。


まず、ファッションが凄くクーーーーール。
彼らは絶対スニーカー好きだし、着てるTシャツとかナイキのスウェットが
超クーーーール。
ボーカルのSyd The KidはストイックにVANSのオールドスクール黒、ほぼ一択。
(他のメンズのメンバーは意外とカラフルな服着てて可愛い。)
Sydはモヒカンがクソかっけぇ、、、女の子なのにモヒカン!
ストイックです。最高。
他のメンバーもボアGジャン着てグラミーアワードに参加したり、
VANSの着用率が高かったりして、ファッションからLAの風を(勝手に)感じてます。

Tシャツ、パンツ、スニーカーとシンプルながらも
みんなキャラ立った色使い。メンバーが並ぶと絵になる事。
メンバーの仲が良いんでしょう。
それで、背景がオレンジのメンバーがずらっと並ぶこのジャケット。
この色使い、ほんと最高です。泣きそうな位、かっこいい色使い。
小学生当時の私が見たら、ヤバかったでしょうね。
多分、真似してモヒカンにしてます。

あと彼らの雰囲気、ノリがなんだか凄くナイキっぽいんですよね。
このユルい感じ、色使い、クールな感じ。
ホント大好きです。。


音も、また凄く、凄く洗練されているんですよ!!

OFWGKTA(※)というヒップホップ集団の出身で、
チンピラ感をほのかに匂わせながらも、全編にわたってすごくチルアウト気味。
ギターのリフがすごく涼しく響きます。
そんで、このEgo Deathはすごく生楽器が心地良いです。

(※)(Odd Future Wolf Gang Kill Them All)↓




ほとんど、音の事書いてないけど、まぁいいか。
とにかく、レコ屋でこのジャケットを観て、一目惚れ。
自分の小学生当時のアホな考えとリンクしてくる至高の1枚となりました。

最高です。
フジロックでライブ観る予定です。
俺は泣いてくるぞぉおおおおおおおお!









2016年6月22日水曜日

KICK ASS



キックアス
2010

私の血となり肉となりうる映画です。
まだ2回しか観てませんが、、

多分また観ます。今後の人生の糧にしていきたいです。
血と肉としていきます。
自分にとってはきっとそんな感じ。お替わり何杯でも。。
自分にとってはDriveと同じタイプの映画だ。
バイオレンスシーン、ガンアクションが観たくてまたお替わりしてる。

本題!
アクションシーンが銃火器のお祭り。最高。
ナイフのアクションも渋い!
本作はそれに飽き足らず。。
クロエ嬢扮するヒットガールがそれをやっちゃう。。ので
味付けがすごくキュートでキュンキュン。
よって本格アクションだけど胸キュンという訳が分からない、
愉悦に本作は浸ることができます。

どこがキュートかというと例えば音楽。
初期パンクっぽいガールズバンドの
イタズラっぽいパンクな音でテンション上がります。
そんでナイフ、銃、槍などで血が!血が!
って感じで胸熱なアクションが展開されます。
笑っていいんだか、ビビっていいんだか。
とにかく楽しくて泣けました。

あとはアクションしてる時のクロエ嬢の必死な顔。
歯食いしばって健気にアクションしてる様に萌え〜。
キュン。

ヒットガールに萌えます。
とにかく、ソレに尽きます。




あとはバトルシーンで無くても萌え死にます。
楽しい。
バタフライナイフを軽く捌くクロエ嬢とか。
そんな娘の誕生日プレゼントの要望を聞いて、
わなないてるニコラスケイジとか。

もちろんクロエ嬢がいなくても最高。
他のバイオレンスシーン。
木材乾燥機に人いれたり、産廃の粉砕機みたいなのに
人いれたり。
サラッと、かなり残虐なことしてるのがウケます笑

悪ふざけですよ笑

かなりバイオレンスなはずなのに
なぜだか笑えます。

映画のトーンが非モテキャラで主人公、
デイブの語り口で映画のトーンが進むゆえ
バイオレンスも笑えてくるのでしょうか。。

このアメコミオタクのナード感はすごく好物。
ナード、ギークなアメコミヘッズ達が
出てくる映画は大体、自分に刺さります。

しかも、こんなオタク達がヒーローとして活躍、
恋に奔走するのがこのキックアスなんですよ!

そりゃ最高だよね、
勝手に自分を重ねるよね(?)って話です。

映画冒頭のズリネタの話とか、、もうアホかっていう笑


Netflixで配信中なので、配信されてるうちに
もっかい観ないといけませんねぇ。。。




2016年6月9日木曜日

Four Rooms



Four Rooms
1995

こんなに愛くるしい映画は
そう無い!!!観ててキュンキュンしました。
本当です。

とてもカワイくて、エロもあって、ゲロもあって
パイオツもあって、死体もあって、変態もいて、チープなCGもあって
マドンナ、ブルースウィリスとゲストも豪華で
バイレンスシーンもあって観てて、
楽しさのオンパレード。

映像の豪華さになぜだか涙が溢れてきました。本当です。
嬉し泣き。

そして、この涙の感覚、、、
なんだか小さい頃、行ったディズニーランドの感覚に近いのです。

あぁ、この作り込まれたメルヘンな世界。
すごいなぁ、楽しいなぁ。エンターテイメントだなぁというワクワク感。
ほころびが見当たらない作り込まれた世界に感動。
徹底して練りこまれてる。

アトラクションに乗れば、水がかかったり真っ暗になったり
急降下したり。ワクワク。

このディズニーの感覚と映画の感覚はとても近かったです。
この作り込まれた、次から次に展開される珍客達とベルボーイの間に展開される寸劇。
この怒涛の楽しさの熱量と隙の無さ。

各部屋の監督の映像に対する熱意に頭が下がります。
真面目にバカやりすぎ。。。作り込みすぎ
こんな最高の映画。。。。



オトナのディズニーランドか!!!

、、、、

はい。

LAの大晦日のホテルで展開される4部屋での寸劇。
各部屋ごとにオムニバスでストーリーが展開されます。
部屋毎に監督が違うのです。
こんな作り方も最高にクールな映画じゃないですか??

ちなみに最後の1部屋がタランティーノ監督のディレクション!
タランティーノ監督も最高でしたけど、他の監督もさいっっこう。
好みの監督を見つけて、そっから映画を掘り下げるという楽しみが、、、、
熱い。。。
どれも最高ですけど、自分は最初のマドンナの部屋が最高でした。
バカすぎてエロすぎて。。もう涙。

全部屋通して、
ベルボーイのティムロスの可愛さに
キュンキュンするのはもちろん。

冒頭のタイトルバックとそのアニメーション!!!!!
この映画のトーンを象徴するかの様な
キュート且つ、ブラックなアニメーション。


こんなタイトルバックで悪い映画なわけない!??
て話ですよハイ。

タイトルバックが良い映画に悪い映画はないことが
また一つ立証されました。

自分の人生の中で好きな映画5本指!!!

先輩のおすすめが無ければ、拝むことはなかった映画でした。
おすすめありがとうございました!!!!



2016年6月1日水曜日

Mission: Impossible - Rogue Nation




















ミッションインポッシブル
ローグネーション
2015

この↑映画イメージ大好きなんです。。

とてもレトロな感じがして。。

ひょっとしてクラシックカーだとか
レトロな仕掛けが2015年の映画だけど出てくるのかな??
なんて期待してたら、、

キマシタ!!!
のっけからレコード屋ですよアニキ!!

しかもレコードに針を落としたらギミック稼働でしょ!?
チョーダサいぜ!!(褒めてます)

とは言え、レトロ志向は程々に。
タブレット端末やらBMWの新型車種のオンパレードやらは
バシバシ出てきてスパイ映画としてのパワー、馬力は
申し分なし、どころか半端ない!
カーチェイス、バイクアクション。



あとトム クルーズ 何歳だよ、、、
って感じでしたね、、、、


 

レベッカ ファーガソンにも首ったけ〜





このレトロな映画イメージに違わぬ
アクションシーンてんこ盛りで心がほっこりする
アクション映画でした。お腹いっぱい。満たされました。

よし、明日は宇多丸さんのラジオ聴いて復習しよう。




2016年5月30日月曜日

Death Proof






デス プルーフ in グラインドハウス
2007

むっふっふ。
タランティーノ映画が好きになってきました。
本作2週目、、スゲー楽しめました。

まずは、タイトルの意味。下記の通りです。

デスプルーフ 
”防死仕様。ウォータープルーフは防水仕様。”

 グラインドハウス
”"「グラインドハウス」とは、アメリカで低予算のB級映画を2、3本立てで上映する映画館のことである。そのタイトルの示すとおり、タランティーノが好む1970年代から80年代のB級映画のオマージュとして製作された作品で、ところどころにグラインドハウス映画特有であったフィルムの傷や、リールのダブりや飛びによる画像ノイズや音割れを、あえて再現したものとなっている。""デス プルーフ in グラインドハウス wikipediaより

そう。レトロな映像のB級映画!
そんなゆるいテンションで、肩の力を抜いて2週目に臨みました。
そしたらスゲー楽しめた!
S.K.ラッセルさんのアマゾンのレビューの通りでした。秀逸なレビューです。↓

""タランティーノがこの映画を単なるマニアの懐古趣味で作った訳ではないからです。ねちねちした懐古趣味など笑い飛ばしてやる、今だって作ろうと思えばすごいアクションのある面白い映画は撮れる、俺はそれをやるぜ!と、タランティーノはこの「デス・プルーフ」で宣言したかったのではないでしょうか。""
""一度つまらないと思われた方も、もし機会があればぜひDVD、Blu-rayで見直してみて下さい。軽く酒でも飲んで気を抜いてダラッと見たほうがけっこうノって来るってこともあるかも知れませんよ。""デス・プルーフ プレミアム・エディション [DVD] amazon.co.jp

すんません。まさにその通りでした。

壮大な悪ふざけ!肩の力をだらりと抜いて楽しむ映画なんですね。。
セクシーな女の子のヒップな絵、こんな音楽、こんなジュークボックスがあるバー、
こんなカーチェイスがある映画って最高だろ!?と
タランティーノ監督の家にお邪魔して
ご自宅のコレクター映像やらレコードを聴かされてた気分です。
どれもこれも深堀する必要は皆無なんですけど、掘り下げたい事ばかりなんですね。
ハイ。タラちゃん、ついてきます。
女の子の足のアップで始まる映画なんてセンスが良すぎますよ!!
ちなみに劇中に出てくるレコードのジュークボックスは
タランティーノ監督の私物だそうです!!
半端ねぇ、、、、

、、、


2種類の人生がある。
タランティーノの映画を楽しめる人生と、そうでない人生。
私は前者を取ります。
タランティーノ監督のヴァイオレンス映画を楽しめる人生の方が良いに決まってます!
タランティーノ監督好きだ!と決定づけてくれた1本となりました〜

あ、あと、悪役のカート ラッセルがカメラ目線でニヤッとするシーンが
ぞくっときますね。

アメリカのマッスルカーが大活躍。
次はヴァニッシングポイントを観ないといけませんねぇ。

まったく脈絡が無いレビューですがこの映画はそれ位、
ゆるいレビューでもいいかなぁと。

センスが磨かれる映画!!!

最高!!!


2016年5月29日日曜日

愛着が湧くアイテム その②


CASIO
G-SHOCK
DW-5600E

10年ほど前、よく通ってた古着屋さんで
私がリーバイス501を試着する時、
セールストークで店員さんに言われました。

”501はジーンズの原点にして頂点”

ほぉぉなんて感心して501を購入したのは
言うまでもありません。

以来、10年たっても私は501党です。
現在3本持ってます。

タフで、、
形も太いようで絶妙にテーパードしてて。。
絶妙な野暮ったさ。

洗濯して、ガシガシ履いて
イジメたおして、それがヒゲだったりと
ポジティブな形で返ってくる。
生地が厚いので持ちがすごく良いです。
もはや道具という感じです。安心感すごい。
履いた時の守られてる感。

ビーントートも501も安心を覚えます。
壊れる心配がそう無いところ。
しかも割と安価。
G-SHOCKも同じです。

CMでアイスホッケーのホッケーとして
使われてます。



アメリカのCM。このDW 5600は逆輸入モデル。
アメリカでG-SHOCKが流行って、日本でも流行ったのでしょうか。
G-SHOCKの原点といえるモデルです。
原点にして頂点!

ところでこの無骨な道具感。スバル車もきっとそうなのかなと思ってます。
スバル車、のったことないですけど笑

文字盤が赤、青、ゴールドで絶妙な色加減。
オシャレじゃないとこにヤられてます。

ジョギング、登山、アウトドア、お料理の時などに
ストップウォッチとしても活用してます。

汎用性が高いのも最高です。。

、、、

アメカジやアイビーが凄く日本で流行ってネオアメカジとなり、
逆にアメリカの一部で評価されるなど。。。
洋服関連、プロダクト関連などでの
アメリカと日本の関係って、とても面白いなぁ、と
このG-SHOCKを眺めて、たまに思ったりするのです。

あとこのG-SHOCKは、
とてもお世話になった先輩から譲り受けたものなのです。。。
とても思い入れがあり。
壊れるまで使い倒したい一品なのです。

2016年5月28日土曜日

the breakfast club

ブレックファストクラブ
1985


好きな映画は沢山ある。。
MAD MAX怒りのデスロード、ドライヴ、ロストイントランスレーション等等

だけど、好きな映画監督は?と言われて今まではパッと思い浮かばなかった。
もちろんジョージミラー監督もニコラスウェンディングレフン監督も素晴らしい。

ジョージミラー監督の作品の人間讃歌っぷり。とても励まされる。
ニコラス〜監督の暴力⇄日常の行き来っぷり。とてもスリリング。
しかも、ドライヴの映像美には心底惚れ込んでます。
そんで今は、タランティーノ監督の作品を漁ってる途中だ。
タイトルバックの出方、会話の下ネタなんかとっても面白い。勉強になる。
観ていて自分には無い(浅い)映画観、リテラシーがどんどん積み上がってく感じだ。


ただ本作ブレックファストクラブの監督、ジョンヒューズ(John Hughes)氏。
彼の描くアメリカのティーンの子たちの青春の匂い。映像からビンビンに感じる甘酸っぱさ、底抜けの楽しさ、カラフルさ。
さっき言った映画リテラシーがどうとか、積み上げるとかどうでも良くて!!!
楽しすぎてガンガン涙腺が緩むんですよ!!
ほんっとに映像の1シーン1シーンがすごく好み!!!

1コマ1コマ、音楽など映画を構成する要素すべてが好みなんです。
ジョン ヒューズ監督、最高です。

すてきな片想い、フェリスはある朝突然に。と本作で計3本の
ジョン ヒュージ監督作品を観劇
あとはホーム アローンシリーズか、、、
金曜ロードショーでよく観ましたね。。
大好き。


どれもがキュンキュンくるし、嬉し泣きしてしまうモンです。



アメリカでは青春映画の金字塔としてそびえ立つジョン ヒューズ監督。

本作も青春感、ビンビンで素晴らしき。。

各キャラのスニーカーにカメラを向けてみて
スニーカー、ブーツでキャラを語ってみたり。




図書館の補講中にも関わらず
踊り狂ってみたり、サングラス着けてキメてみたり。
口笛吹いてみたり。





こんな感じで学内派閥が違うメンツが土曜の図書館に缶詰にされて、
邂逅していく。映像が底抜けにキュート。
すごく好みなんですよぉおおおお。

あと舞台が図書館なので基本は静か。図書館から基本的には
出ていかないので映画設定としては、とてもコンパクト。ミニマル。
そのシンプルさにやられました。

大好きな映画です。

アイアムアヒーロー

アイアムアヒーロー
2016

生理的にホント無理、、な
気持ち悪いゾンビがわんさか出てくる
ど直球のホラー映画と感じました!!
最高。

最初のゾンビ登場シーン。。
ほんとキモいとは聞いてましたが、、、
片瀬那奈の顔、、、、マジで、、、ヤバいです笑
これはハードルあげます。マジでヤバい!!!笑
動きもポイント高すぎ!!
関節とかイっちゃってて、頭が凹みすぎてても
ガンガン動いてて、、、ホント、、怖い。やだ、最高笑

あとホントに怖いのは人間だったり、、
という欧米のホラー映画の定石っぽい流れも汲みつつ。
BB弾の銃、ハンマーなどどうしようも無いトホホな武力感が
洋画とは違って。情けない。
そんな”去勢された男性性”(宇多丸師匠談)が
この映画の根底には流れてて、どうにもこうにもやるせない。
最高。最高。最高!


ドランク塚地氏、片瀬氏、
大泉洋氏、有村架純氏!!

キャスティングがホント、バッチリはまってて。。
最高でした。

長澤まさみ氏、最高でした。
ホントにフュリオサ感、、笑
姉貴、ついていきます!!!!!

あと、ど直球のホラーゆえに!
グロいんだけど、どこかPOPな印象をうけました。
展開がベタなところとか、むしろ爽快感があってよかったです!!

最後に大泉洋氏の衣装にやられました。
ただもさいオッさんの格好のはずなんだけど。。。

ダナーライト。グレゴリーのバッグ。
ヒステリックグラマーのメッシュキャップ。

ダナーライト、グレゴリーは私も持ってます。
確かに狩猟の銃を打つにはダナーライトは安定するでしょう。
またグレゴリーのリュック、ヒステリックグラマーのキャップ。
きっと鈴木英雄氏が若かりし頃、流行ってた
アメカジ、ドメブラ、ヘビーディティの路線の服なんだと思います。
今っぽくない。英雄が着ると、もさい。

きっと英雄が新人賞佳作を受賞してイケイケ気味だった20代の頃に買って、3
それを30半ば?の劇中に至るまで
ずーーっと着古してきたアイテム達なんだと思います。
漫画アシスタントだからお金も無いはずだし。

そんなもさい主人公、英雄が!!立ち上がるわけですよ。。
ベタだけど最高。。

日本人でよかったなぁ、と思えるホラー映画です。
怖いツボ、笑うツボだとかきっと日本人にフィットしてる映画だと思います。

いやぁ最高。





2016年5月25日水曜日

resevoir dogs



レザボア ドッグス
1992

映画を観る行為は、意外と疲れる。。

2時間近く、同じ体勢で座りっぱなし。
眠くもなるもんです。

家のくたびれたソファだとなお疲れるもんです。

この映画も眠気が少し。。

例えば、
冒頭の男だらけの下ネタ駄バナシ。。
とかあいつは怪しいんじゃないか?とグチグチくっちゃっべてたり。
いきなりメンバーの計画参加までの話まで飛んだり。
肝心要の宝石強盗のシーンが、そもそも映画では飛んでいたり。。

映像も音楽もカッコイイけど、なんだか眠くなってきたぞ、、、
どこがバイオレンスやねん。
と思った矢先に、、、、、

耳切りキターーーーー!超サイコな展開キターーーーーーー!
70sのロックキターーーーーーー!

そんで畳み掛ける展開。
気づいたら終幕。。

コンパクトに収まった。。あれ、終わっちゃった。
展開自体がコンパクトだったので映像美、音楽のかっこよさが
一層引き立って、観劇後も余韻に浸れました。

70年代のロックラジオってなんだろ?
あれ、OPのタイトルバックのフォント、色、出方とか完璧じゃね?
なんでエディだけジャージ?
ミスターオレンジのズボンは何故、スラックスでなく綿パン?

余韻じわーん、です。
コンパクトな映画だからこその心地よい余韻なのかな。
強盗のシーンがないってのは、ホントすごい。
なくても成立してるんだから、、すごい。

そしてやっぱりアメ車も目白押し。
目の保養になりました。
こちらで↓まとめてくれてて助かります。

Reservoir Dogs, Movie, 1992 


ぶっちぎりのセンス、タランティーノ先生、
ついていきます。。
これからも勉強させていただきます。オス。

音楽と同じく映画も数珠つなぎ。
タラちゃん経由で
過去の名作を辿っていきたい所存にございます。

タラちゃんが何に影響を受けたのか、どう感動したのか
これから掘り下げていきたい。









2016年4月10日日曜日

LIFE IS ONE TIME,TODAY IS A GOOD DAY.


TK da 黒ぶち
2015

買ってから2〜3ヶ月。
折にふれ、よく聴いております。
愛聴盤です。

将来へのなんとなくの不安。
仕事、お金、さみしさ、ホントはこんな事がやりたい、等等、、、
TK da 黒ぶちさん27歳、俺28歳。
この世代がボヤーッと思ってる不安。

このモヤモヤというか不安を
リリックでありのまま描きだしてるのが、とてもカッコイイ。

閉じ込めてる、人には喋らない不安に真っ向から
向き合って、考えて、ガシガシとリリックを書いている。

どこと無く静けさが曲中に漂いながらも、
リリックの量は多い。熱い!
熱量、真面目さがカッコいい。

この内に秘めた熱さ感は、
電車でイヤホンして、聴きたいタイプの音楽。
特に帰路の電車で聴きたい音楽。

トラックもCommonよろしくソウルフルで聴きやすいです。
生楽器感が大好物です。

あとジャケットも素敵です。
TK da 黒ぶちさんの真摯さ、真面目さが伝わってきます。

余談ですが、
誰かに頼まれた訳でも無く最近、ブログを更新しまくってる私です。
そんなブログ熱。このアルバムに脈打つ熱となんだか、共鳴している気がします。

誰に頼まれた訳では無い、
自分のやりたい事は楽しい訳なんです。



                  

2016年4月9日土曜日

ファイトクラブ




Fight Club
1999

”フィクションだからこそ、表現できる感動がある。
作れる世界がある。”

ホラー映画をそう評してた(気がします) 
高橋ヨシキさんが。

このファイトクラブもそうかもと。
度を越したフィクションだからこそ、
描ける世界がある感じ。
最高でしたね。

今の仕事が気に食わないだとか、
現状に納得がいかないだとか
そういうわだかまりを劇中のブラピが
私の代わりにヅカヅカと炸裂させてくれる様は爽快、痛快です。
下衆な行動だって痛快だし、ヒャッハーって感じですよ。最初は。

でも炸裂しまくって、、、
どんどんタガが外れてくワケで。ヤバイ方向へと。
けども、ギリギリ、イかない。

このギリギリ感に楽しみつつ、事態は思わぬ展開へ
っていう運びが最高でした。ズルいなぁ、という感じ。

飛行機で各所を飛び回る感じがあれよあれよと
世の中が悪に染まってた、という感じでサイコーでしたね。


そんで気づいたら結局、主人公の思うがままに行った(かの様な)世界の
綺麗なビルの夜景をバックにエンドロール。

綺麗なシーンだけどハッピー?バッドエンド?
この余韻が心地良いですね。
こうしてモヤモヤ感をブログにかき殴りたくなります笑

この余韻は同監督作品の
ソーシャルネットワークに似てるなぁ(とこじつけ。)

宇多丸師匠も
同監督作のソーシャルネットワークはファイトクラブと似てる、
とラジオで言ってました。

ソーシャルネットワーク(映画)との共通点は以下3つ。
日常のつまらなさ、あるいは逆境をバネにをSNS作ってドッカーンとなる。
いろんな感想が生まれそうな感じ。
円環構造の感じ。

どれもファイトクラブ的かな〜と。

アンチの世界を描いてる作品は楽しいです。
映画だからこそ出来ますもんね。
野蛮でなんぼ!あとホースで通行人に水かけたり
道行く人に喧嘩ふっかけるシーンは白眉。
バカっぽくて最高ww

”力一杯、俺を殴れ。”
そんで殴られる。ブラピが。
そりゃ、良い映画ですよね。




2016年4月4日月曜日

Rice & Snow


Negicco

Rice & Snow

2015

新潟に転勤で来て1年半ほど。
ご当地アイドルのNegiccoを知れて、本当に良かった。
たまたまフェスで彼女らのパフォーマンスをみかけて、、
どハマりした次第です。

彼女らのお陰で、、聴く音楽が明るくなった。
よもや自分がアイドルを聴く事になろうとは、、、。

ライブがとにかく泣ける。ステージが楽しすぎて、嬉し泣き。うれ⚪︎ョン。
でもCDで聴くと胸キュン歌詞にヤられます。

なによりNegiccoのホーム、新潟で彼女らに浸れる悦びよ。。
ご当地ネタが盛り込まれており、県民しか分からないネタに
ニヤニヤしてしまいます。

あと何なんでしょうかね、、彼女らの魅力。。
笑顔とキラキラ感、ですかね。

あとレトロ感!!!


笑顔とキラキラ感、レトロ感。3拍子揃った神PVだと思います。

最初、このPV観た時、
『なんだアイドルなのに
 このお洒落なインディー感溢れる軽いギターリフは、、』
『なんだアイドルなのに
 このお洒落な8mm感、多幸感、、』

観終わった後、眼がウルウル。

CD買って、ライブ行って、ネギライト買うのは自然の流れでした。
ライト買うのは少し遅かったかな。


"Negiccoは良き昭和歌謡だよね。”
とは新潟のバーで音楽好きのマスターの言。

いやー、ホントそうですよね。
レコードとか聴いてると、こんなレトロ感ある感じにやられちゃいますよ。

あと掘り下げ甲斐がある。
曲の元ネタが、、、、
セプテンバー、スタカン、シカゴetc

彼女らをきっかけに曲をプロデュースした
西寺郷太さんの存在も知り、プリンス論なども購入。
Negiccoの音のルーツを辿る旅が終わらない感じです。。

このRice & Snowの懐かしい感じ、レトロな感じが好物です。

5月に新譜が出るという事で、心待ちにしております。

2016年4月3日日曜日

愛着が湧くアイテム その①

このバッグへの愛着が湧きすぎて抑えきれないので、
本日もブログ更新、愛着を発散させて頂きます。
                                       

L.L. Bean
Boat and Tote Bag
通称ビーントート

ムダに分厚いコットン地、縫製の武骨さ、カバンの口の大きさ、
刺繍がオーダーメイドできる手軽さ、リーズナブルさ、
赤の発色の良さ。そしてMADE IN USA。
どれをとっても最高です。

ハンドルが短いから肩で背負えない、汚れが割と目立つなど
ネガティブっぽいポイントもあるかもですが
「男は黙ってバッグは手持ちオンリー」
「こまめに洗ってコットンのザラつきを愛でる」
など短所を全然ポジティブに昇華できるくらい、気に入ってます。
これほど愛くるしく、可愛らしい外観をしてるバッグは
ほんと現時点ではこれだけです。

実家の両親が使っていたもの(推定30年近く前)を
拝借しています。普遍的です。古くならなそう。

アウトドアで氷を運搬するために1944年に発売された
ビーントート。歴史あり。最高。

ハンドルが短いおかげで負荷が軽減される様にも思います。
しかもレコードが入る!!
こんなコンパクトなのに。。レコードバッグとしても優秀。

あと初対面の方で、このバッグに興味を持って頂き、
話が弾んだこともあります。。
バッグがきっかけで話がはずむなんて、、
両親に感謝です。

休みの日のバッグとしてガシガシ使いたおします。

2016年4月2日土曜日

モノとの距離感



腕時計が止まったり、
カバンの底が擦り切れてきたり、
ジャケットがやれてきたり
お気に入りの眼鏡のツルのひび割れが進んできたり。

私の扱いがぞんざいだったりもするのですが、
身につけるモノの劣化が最近、気になります。

どんな良いモノでも、例えば手入れをマメにしていても
いつかは壊れる。もののあはれ、と言いますか。
儚さをひしひしと感じる今日この頃です。

一生モノ、時代に流されないモノに
固執してしまう、買う!!なんて考えてると
自分の考えも、価値観もモノに縛り付けられるようで、
凝り固まってしまう様で。。
(そもそも財政的に無理なんですけど、、、笑
 散財せぬ様、自分への戒めです。)

何十年も自分の人生が流れる中で、
川の流れに逆らって、変わらない、一生モノの”不変性”を
求めるってのは結局楽じゃないし、続かないかなと。
結局、川の強い流れに押し切られそう。。
というか私は押し切られて清流に流されまくってますね。
自分の芯がどこにあるのか、もはや良く分からない笑

もっと軽い感じで、凝り固まらず、
ノリ良く川を、人生を流れていきたいなぁと最近、思った次第です。
モノは結局、モノ!それを使って楽しい経験をしようっていう話です。


んで、こんな軽いノリで今、手元に残った服やら道具を見渡してみると
古着屋で買った7〜8年前の501だったり、実家から
かっぱらってきたビーントート(TOP写真)だったり。高校の時に着てた
GAPのコートだったり。

決して高い値段のものではないけど、
ラフに、がしがし使える、かつMADE IN USAのロマンを
感じられる品が手元に残ってます。

もし壊れても、しょうがねえな〜、ガハハッと言って
全く同じモノを買い直したいモノばかりです。
(ダナーのブーツは一向に壊れる気配がございませんが。)

時には激流の様な川を下る時でも、
信頼できる、頼もしい道具、ギアという感じですかね。
そんなギア感に、モノとして愛着が湧きます。

こうしたギア感にワクワクし、それが自分の糧になっています。
これからも、色々と吸収し、楽しく過ごしてまいりたいと思います!

よろしくお願いします!





衣食足って礼節を知る、金は必要だが
着飾った装飾に偏ったら重症
良い車、良い時計、庭付きの家
悪くないが、どこまで自分に必要か考える』


『経験が宝だと思うんだ、それを掴むために使う金があるだけさ
何のためにそれがあるのか、着地点、忘れず描く人生
タイトルは”GOOD LIFE”
自分しか見えぬ、理想に向け、storyをmake
笑みがこぼれるエピローグにready go!』


リリック引用。

すごく、素敵なリリックです。