2016年4月2日土曜日

モノとの距離感



腕時計が止まったり、
カバンの底が擦り切れてきたり、
ジャケットがやれてきたり
お気に入りの眼鏡のツルのひび割れが進んできたり。

私の扱いがぞんざいだったりもするのですが、
身につけるモノの劣化が最近、気になります。

どんな良いモノでも、例えば手入れをマメにしていても
いつかは壊れる。もののあはれ、と言いますか。
儚さをひしひしと感じる今日この頃です。

一生モノ、時代に流されないモノに
固執してしまう、買う!!なんて考えてると
自分の考えも、価値観もモノに縛り付けられるようで、
凝り固まってしまう様で。。
(そもそも財政的に無理なんですけど、、、笑
 散財せぬ様、自分への戒めです。)

何十年も自分の人生が流れる中で、
川の流れに逆らって、変わらない、一生モノの”不変性”を
求めるってのは結局楽じゃないし、続かないかなと。
結局、川の強い流れに押し切られそう。。
というか私は押し切られて清流に流されまくってますね。
自分の芯がどこにあるのか、もはや良く分からない笑

もっと軽い感じで、凝り固まらず、
ノリ良く川を、人生を流れていきたいなぁと最近、思った次第です。
モノは結局、モノ!それを使って楽しい経験をしようっていう話です。


んで、こんな軽いノリで今、手元に残った服やら道具を見渡してみると
古着屋で買った7〜8年前の501だったり、実家から
かっぱらってきたビーントート(TOP写真)だったり。高校の時に着てた
GAPのコートだったり。

決して高い値段のものではないけど、
ラフに、がしがし使える、かつMADE IN USAのロマンを
感じられる品が手元に残ってます。

もし壊れても、しょうがねえな〜、ガハハッと言って
全く同じモノを買い直したいモノばかりです。
(ダナーのブーツは一向に壊れる気配がございませんが。)

時には激流の様な川を下る時でも、
信頼できる、頼もしい道具、ギアという感じですかね。
そんなギア感に、モノとして愛着が湧きます。

こうしたギア感にワクワクし、それが自分の糧になっています。
これからも、色々と吸収し、楽しく過ごしてまいりたいと思います!

よろしくお願いします!





衣食足って礼節を知る、金は必要だが
着飾った装飾に偏ったら重症
良い車、良い時計、庭付きの家
悪くないが、どこまで自分に必要か考える』


『経験が宝だと思うんだ、それを掴むために使う金があるだけさ
何のためにそれがあるのか、着地点、忘れず描く人生
タイトルは”GOOD LIFE”
自分しか見えぬ、理想に向け、storyをmake
笑みがこぼれるエピローグにready go!』


リリック引用。

すごく、素敵なリリックです。