2016年4月10日日曜日

LIFE IS ONE TIME,TODAY IS A GOOD DAY.


TK da 黒ぶち
2015

買ってから2〜3ヶ月。
折にふれ、よく聴いております。
愛聴盤です。

将来へのなんとなくの不安。
仕事、お金、さみしさ、ホントはこんな事がやりたい、等等、、、
TK da 黒ぶちさん27歳、俺28歳。
この世代がボヤーッと思ってる不安。

このモヤモヤというか不安を
リリックでありのまま描きだしてるのが、とてもカッコイイ。

閉じ込めてる、人には喋らない不安に真っ向から
向き合って、考えて、ガシガシとリリックを書いている。

どこと無く静けさが曲中に漂いながらも、
リリックの量は多い。熱い!
熱量、真面目さがカッコいい。

この内に秘めた熱さ感は、
電車でイヤホンして、聴きたいタイプの音楽。
特に帰路の電車で聴きたい音楽。

トラックもCommonよろしくソウルフルで聴きやすいです。
生楽器感が大好物です。

あとジャケットも素敵です。
TK da 黒ぶちさんの真摯さ、真面目さが伝わってきます。

余談ですが、
誰かに頼まれた訳でも無く最近、ブログを更新しまくってる私です。
そんなブログ熱。このアルバムに脈打つ熱となんだか、共鳴している気がします。

誰に頼まれた訳では無い、
自分のやりたい事は楽しい訳なんです。



                  

2016年4月9日土曜日

ファイトクラブ




Fight Club
1999

”フィクションだからこそ、表現できる感動がある。
作れる世界がある。”

ホラー映画をそう評してた(気がします) 
高橋ヨシキさんが。

このファイトクラブもそうかもと。
度を越したフィクションだからこそ、
描ける世界がある感じ。
最高でしたね。

今の仕事が気に食わないだとか、
現状に納得がいかないだとか
そういうわだかまりを劇中のブラピが
私の代わりにヅカヅカと炸裂させてくれる様は爽快、痛快です。
下衆な行動だって痛快だし、ヒャッハーって感じですよ。最初は。

でも炸裂しまくって、、、
どんどんタガが外れてくワケで。ヤバイ方向へと。
けども、ギリギリ、イかない。

このギリギリ感に楽しみつつ、事態は思わぬ展開へ
っていう運びが最高でした。ズルいなぁ、という感じ。

飛行機で各所を飛び回る感じがあれよあれよと
世の中が悪に染まってた、という感じでサイコーでしたね。


そんで気づいたら結局、主人公の思うがままに行った(かの様な)世界の
綺麗なビルの夜景をバックにエンドロール。

綺麗なシーンだけどハッピー?バッドエンド?
この余韻が心地良いですね。
こうしてモヤモヤ感をブログにかき殴りたくなります笑

この余韻は同監督作品の
ソーシャルネットワークに似てるなぁ(とこじつけ。)

宇多丸師匠も
同監督作のソーシャルネットワークはファイトクラブと似てる、
とラジオで言ってました。

ソーシャルネットワーク(映画)との共通点は以下3つ。
日常のつまらなさ、あるいは逆境をバネにをSNS作ってドッカーンとなる。
いろんな感想が生まれそうな感じ。
円環構造の感じ。

どれもファイトクラブ的かな〜と。

アンチの世界を描いてる作品は楽しいです。
映画だからこそ出来ますもんね。
野蛮でなんぼ!あとホースで通行人に水かけたり
道行く人に喧嘩ふっかけるシーンは白眉。
バカっぽくて最高ww

”力一杯、俺を殴れ。”
そんで殴られる。ブラピが。
そりゃ、良い映画ですよね。




2016年4月4日月曜日

Rice & Snow


Negicco

Rice & Snow

2015

新潟に転勤で来て1年半ほど。
ご当地アイドルのNegiccoを知れて、本当に良かった。
たまたまフェスで彼女らのパフォーマンスをみかけて、、
どハマりした次第です。

彼女らのお陰で、、聴く音楽が明るくなった。
よもや自分がアイドルを聴く事になろうとは、、、。

ライブがとにかく泣ける。ステージが楽しすぎて、嬉し泣き。うれ⚪︎ョン。
でもCDで聴くと胸キュン歌詞にヤられます。

なによりNegiccoのホーム、新潟で彼女らに浸れる悦びよ。。
ご当地ネタが盛り込まれており、県民しか分からないネタに
ニヤニヤしてしまいます。

あと何なんでしょうかね、、彼女らの魅力。。
笑顔とキラキラ感、ですかね。

あとレトロ感!!!


笑顔とキラキラ感、レトロ感。3拍子揃った神PVだと思います。

最初、このPV観た時、
『なんだアイドルなのに
 このお洒落なインディー感溢れる軽いギターリフは、、』
『なんだアイドルなのに
 このお洒落な8mm感、多幸感、、』

観終わった後、眼がウルウル。

CD買って、ライブ行って、ネギライト買うのは自然の流れでした。
ライト買うのは少し遅かったかな。


"Negiccoは良き昭和歌謡だよね。”
とは新潟のバーで音楽好きのマスターの言。

いやー、ホントそうですよね。
レコードとか聴いてると、こんなレトロ感ある感じにやられちゃいますよ。

あと掘り下げ甲斐がある。
曲の元ネタが、、、、
セプテンバー、スタカン、シカゴetc

彼女らをきっかけに曲をプロデュースした
西寺郷太さんの存在も知り、プリンス論なども購入。
Negiccoの音のルーツを辿る旅が終わらない感じです。。

このRice & Snowの懐かしい感じ、レトロな感じが好物です。

5月に新譜が出るという事で、心待ちにしております。

2016年4月3日日曜日

愛着が湧くアイテム その①

このバッグへの愛着が湧きすぎて抑えきれないので、
本日もブログ更新、愛着を発散させて頂きます。
                                       

L.L. Bean
Boat and Tote Bag
通称ビーントート

ムダに分厚いコットン地、縫製の武骨さ、カバンの口の大きさ、
刺繍がオーダーメイドできる手軽さ、リーズナブルさ、
赤の発色の良さ。そしてMADE IN USA。
どれをとっても最高です。

ハンドルが短いから肩で背負えない、汚れが割と目立つなど
ネガティブっぽいポイントもあるかもですが
「男は黙ってバッグは手持ちオンリー」
「こまめに洗ってコットンのザラつきを愛でる」
など短所を全然ポジティブに昇華できるくらい、気に入ってます。
これほど愛くるしく、可愛らしい外観をしてるバッグは
ほんと現時点ではこれだけです。

実家の両親が使っていたもの(推定30年近く前)を
拝借しています。普遍的です。古くならなそう。

アウトドアで氷を運搬するために1944年に発売された
ビーントート。歴史あり。最高。

ハンドルが短いおかげで負荷が軽減される様にも思います。
しかもレコードが入る!!
こんなコンパクトなのに。。レコードバッグとしても優秀。

あと初対面の方で、このバッグに興味を持って頂き、
話が弾んだこともあります。。
バッグがきっかけで話がはずむなんて、、
両親に感謝です。

休みの日のバッグとしてガシガシ使いたおします。

2016年4月2日土曜日

モノとの距離感



腕時計が止まったり、
カバンの底が擦り切れてきたり、
ジャケットがやれてきたり
お気に入りの眼鏡のツルのひび割れが進んできたり。

私の扱いがぞんざいだったりもするのですが、
身につけるモノの劣化が最近、気になります。

どんな良いモノでも、例えば手入れをマメにしていても
いつかは壊れる。もののあはれ、と言いますか。
儚さをひしひしと感じる今日この頃です。

一生モノ、時代に流されないモノに
固執してしまう、買う!!なんて考えてると
自分の考えも、価値観もモノに縛り付けられるようで、
凝り固まってしまう様で。。
(そもそも財政的に無理なんですけど、、、笑
 散財せぬ様、自分への戒めです。)

何十年も自分の人生が流れる中で、
川の流れに逆らって、変わらない、一生モノの”不変性”を
求めるってのは結局楽じゃないし、続かないかなと。
結局、川の強い流れに押し切られそう。。
というか私は押し切られて清流に流されまくってますね。
自分の芯がどこにあるのか、もはや良く分からない笑

もっと軽い感じで、凝り固まらず、
ノリ良く川を、人生を流れていきたいなぁと最近、思った次第です。
モノは結局、モノ!それを使って楽しい経験をしようっていう話です。


んで、こんな軽いノリで今、手元に残った服やら道具を見渡してみると
古着屋で買った7〜8年前の501だったり、実家から
かっぱらってきたビーントート(TOP写真)だったり。高校の時に着てた
GAPのコートだったり。

決して高い値段のものではないけど、
ラフに、がしがし使える、かつMADE IN USAのロマンを
感じられる品が手元に残ってます。

もし壊れても、しょうがねえな〜、ガハハッと言って
全く同じモノを買い直したいモノばかりです。
(ダナーのブーツは一向に壊れる気配がございませんが。)

時には激流の様な川を下る時でも、
信頼できる、頼もしい道具、ギアという感じですかね。
そんなギア感に、モノとして愛着が湧きます。

こうしたギア感にワクワクし、それが自分の糧になっています。
これからも、色々と吸収し、楽しく過ごしてまいりたいと思います!

よろしくお願いします!





衣食足って礼節を知る、金は必要だが
着飾った装飾に偏ったら重症
良い車、良い時計、庭付きの家
悪くないが、どこまで自分に必要か考える』


『経験が宝だと思うんだ、それを掴むために使う金があるだけさ
何のためにそれがあるのか、着地点、忘れず描く人生
タイトルは”GOOD LIFE”
自分しか見えぬ、理想に向け、storyをmake
笑みがこぼれるエピローグにready go!』


リリック引用。

すごく、素敵なリリックです。