DH&SIMON
AUTOMATIC 1961
お世話になってる長野の先輩から
この機械式時計(自動巻)を先日、譲って頂いた。
ただ故障か何かで動いておらず。
そこで地元の時計屋で修理をお願いしたら、
ムーブメントの埃をとって修理完了。
また動き出しました。
修理代無料。
ありがたや、先輩と時計屋さん。
その先輩も誰かから頂いたものらしい。
巡り巡って私のもとに届いた時計。
これも何かのご縁かと。
コイツを大事にしなきゃな、知らなきゃと思いました。
大事にするにあたってモノの出自は調べねばなるまい。
DH&SIMONって何だ…??
カッコイイモノにはカッコイイルーツあり、
という事で文字盤のワードを色々とググッてみました。
"DH&SIMON"
ヒット件数 ゼロ!
"1961
AUTOMATIC"
それらしい時計はヒットせず
1961年式のヴィンテージ時計、クルマやらはヒット。
ただ、このブランド名は出てこず。
"Swiss
Design"
全くヒットせず。
時計大国、スイス産の機械式時計では無い…?
…??
ネットでヒットしないのが悔しく
検索ワードを分解してググり直し。
そんで以下の通り判断材料を揃えてみる。
•DH=Deutsche(制式時計) Heer(陸軍) 陸軍の支給時計(ドイツ語)
•Simon=SIMON CARTER イギリス発の小物メーカー、カフス、時計も少しやってるとか。
•1961 Automatic=1961年式の機械式時計
•Swiss Design=スイスでのデザイン…??
以上のヒントをくっつけると…、
・SIMON CARTER社がドイツ陸軍の時計をモチーフに作ったレプリカのミリタリー時計なのでは。
径が40mmと大きいのでミリタリー感も強い。 スイスメイドかスイスデザイン。
•ネットが生まれる前に製造かな。
程度はいいので80年代くらいに作られた気がする。
完璧にはルーツは分からずでしたが、
カッコイイルーツがありそうなのには間違い無い。
最後に。
謎な秒針。ブライトリングの秒針に酷似。
謎だ…。ブライトリングがミリタリー時計としてドイツに製造販売していたのだろうか。。
とにかく
古い、かっこいいモノのルーツに
思いを馳せるのは楽しいものですね。