2014年8月28日木曜日

時計のルーツを辿って





DH&SIMON
AUTOMATIC 1961

お世話になってる長野の先輩から
この機械式時計(自動巻)を先日、譲って頂いた。
ただ故障か何かで動いておらず。

そこで地元の時計屋で修理をお願いしたら、
ムーブメントの埃をとって修理完了。
また動き出しました。
修理代無料。

ありがたや、先輩と時計屋さん。
その先輩も誰かから頂いたものらしい。
巡り巡って私のもとに届いた時計。

これも何かのご縁かと。
コイツを大事にしなきゃな、知らなきゃと思いました。

大事にするにあたってモノの出自は調べねばなるまい。
DH&SIMONって何だ…??

カッコイイモノにはカッコイイルーツあり、
という事で文字盤のワードを色々とググッてみました。


"DH&SIMON"
ヒット件数 ゼロ!

"1961 AUTOMATIC"
それらしい時計はヒットせず
1961年式のヴィンテージ時計、クルマやらはヒット。
ただ、このブランド名は出てこず。

"Swiss Design"
全くヒットせず。
時計大国、スイス産の機械式時計では無い…?

…??

ネットでヒットしないのが悔しく
検索ワードを分解してググり直し。
そんで以下の通り判断材料を揃えてみる。


DH=Deutsche(制式時計) Heer(陸軍) 陸軍の支給時計(ドイツ語)

Simon=SIMON CARTER  イギリス発の小物メーカー、カフス、時計も少しやってるとか。

1961 Automatic=1961年式の機械式時計

Swiss Design=スイスでのデザイン…??

以上のヒントをくっつけると…、

・SIMON CARTER社がドイツ陸軍の時計をモチーフに作ったレプリカのミリタリー時計なのでは。
径が40mmと大きいのでミリタリー感も強い。 スイスメイドかスイスデザイン。
 
ネットが生まれる前に製造かな。
程度はいいので80年代くらいに作られた気がする。



完璧にはルーツは分からずでしたが、
カッコイイルーツがありそうなのには間違い無い。

最後に。
謎な秒針。ブライトリングの秒針に酷似。
謎だ…。ブライトリングがミリタリー時計としてドイツに製造販売していたのだろうか。。



とにかく
古い、かっこいいモノのルーツに
思いを馳せるのは楽しいものですね。