2019年12月31日火曜日

読書

仕事のやりがいって、ホントに存在するの?|青年失業家・田中泰延のはたらく論

『学ぶということ以上の幸せなんてないと思うんですよ。知性や教養が人の人生を面白くしてくれるし、自分の思い込みから解放してくれる。』

2019年。この記事にヤラれて、
読書に依存した1年でした。

そう、依存。
読書で成長出来たとも思わないし、自分のやりたい事が
明確になった訳でも無い。
ただ、活字の海を泳ぎ、もぐる。
ハマると時間はあっという間だし、それはとても心地良い、、、

海を越えた、世界中の"横軸"の物語や情報はインターネットで
手に入る。ただ、物語や情報を著者の仮説に基き、
論理や考察というドリルを使って、"縦軸"に徹底的に掘り下げる
オタク的な追求の熱の塊こそが、本の真骨頂だと思う。

 人間は、調理のおかげ、ひいては火の
お陰で、ここまで進化したのだという歴史。

 お金、宗教、ブランドといった虚構を信じ、
共有してきたお陰で人間は進化したのだという歴史。

 アメリカンカジュアル。アメカジは
本国では絶滅したが、日本の国土で
純粋培養され、アメリカで逆輸入的に
流行したのは勿論、世界にもアメカジの
ブームをもたらしたという歴史。

こうした本を2019年は読んでいました。
来年も、沢山本を読みたいと思います。

2019年12月30日月曜日

ナイキとPIERCING

NIKE “AIRFORCE1 TYPE”



小袋成彬 “PIERCING”  2019


この年末に一目惚れしたスニーカーと新譜。

どちらも、ツボにハマりました。。

この2つ。共通して言えるのは
パッチワークの妙、と言いますか。
今の空気感をビンビンに感じます。

元ネタを細かーく刻んで、デジタル上で
継ぎ接ぎして一個の作品を作っている感じ。
デジタルで作っているんだけど、
継ぎ接ぎの接着剤の跡が残っていて、
なんだか情緒深い感じというか笑

デジタルでクールなんだけど、
手作りの洒落っ気が効いているというか。

サンプリングやオマージュありきで名作が生まれた2010年代。
過去の名作だとか、教養を下敷きにしてこその
遊び心。そう感じさせてくれた2つの名作です!


手作り感あるナイキのAF1。
ヒールのスウッシュが手書き風で、付箋の様な
ベルクロのピンクが、とても可愛いです。

靴の外側はナイキのスウッシュがひっぱがされ、
354の手書き風プリント。
靴の内側、土踏まず側はスケルトンなメッシュ風で
まるで肉抜きされたミニ4駆のボディ(?)みたいです。
爪先は、補強の意匠なのかトゥにもソール風のゴムが
あてがわれてます。

かなり遊んだデザインですが、そこは
発売して40年近く経つAIR FORCE1。
デザインは程よくヤンチャでラフで。
でも素材はクラシック。
故に今っぽいのだと思います。


かたや、現在ロンドン在住の小袋成彬さん。
クラブ行ったり、多種多様なアーティストの方と
交流して、音楽を楽しまれているのを
ラジオで拝聴しておりまして。
ヒップホップ からハウスなんかの今っぽい音楽を
勉強させて頂いております。
新作のPIERCINGは、カテゴライズが難しいサイコーな新作。
James Blake、Mura Masa、Solange、Travis Scott‥(なんだか書くの恥ずかしくなってきた)
2010年代の海外のミュージシャンの今の音を
日本語で表現している稀有な1枚。
トラップのビートを、ここまでポップに鳴らしてる
ミュージシャンは日本には、あまりいないと思います。
このアルバムのベースにあるのは透明な空気感。ピアノ、お子さんの合唱、独唱。
これらを打ち込みのビートで炒めてる感じ笑
ボーカルのピッチを上げ下げ、ボリュームをあげたり
絞ったりと。無駄な様な遊びが、この作品の情緒に
繋がっていると思います。
とにかく、こういう音を日本人で作ってくれるだけでも
意義があると思います。心底、惚れました。日本語の語感が
とても好きです。"ナイキの黄色〜。

ジャンルまたいだ音楽の素養をベースに
刻んだ音をめいっぱい、ラフに振りかけて遊んでいる名作だと思います。


インスタでもストーリーが流行っていたりと、
整えすぎない。ラフな、生っぽい情報発信が今後はどんどん
受けるんだろうなぁ。


カッコよさの定義

カッコいいとは何だろう?

はっきりとは答えられないけど、
何かに没頭している大人の横顔はカッコいい。

バーカウンターで、お酒を作っているマスター。
家族のために、料理を作っている、私の嫁さん。
メガネの悩みを聞いたり、どんなメガネをかけたいか
お客さんの声に真摯に耳を傾けている眼鏡屋の店主さん。

仕事でも、家事でも。
人のことを想い、行動している方の横顔は、とてもカッコいい。

私の場合は。。。
自分の部屋でコーディーネートを考えている時。
ギターを弾いてる時。
自転車を漕いでいるとき。
これが、たまらなく楽しい。
のだが、カッコいいかと言えば別問題。。
自己満足から半端先、一歩先に行きたいところ。


人の事を想ってギターを弾く。
自転車を漕ぐ。
コーディネートを考える。

こんな事が出来たら、いよいよ私もカッコいい大人なんだろう。
模索していきたい。


2019年12月25日水曜日

風通しのよい暮らし

お久しぶりです。

私の人生のテーマとは何か。ふと考える事があります。

カッコよく生きたい。
温故知新でありたい。
本質を知る大人でありたい。
などなど、、、


どれも大事な事なんですが、、
大上段に構えた言葉ばかりでどうにも
私にはフィットしないなぁと考えたりします。

そんななか、ふと思い浮かんだのが"風通し"という言葉です。
ヒトは変わりゆく。様々な人との出会いや別れ。
ヒトは1人では生きてゆけず。友人や仕事の仲間と協業をするのが人生。
心地よい風が抜けることもあれば、ピュービューな時も。
あるいは窓を閉め切って無風な風模様のときもあるでしょう。

窓を閉めていても、たまにはいい風がはいる様に、
心の風通しを良くしておきたい。
常に清潔で、風の通り道を考えたゆとりのある心を持ちたい
と思っております。
風が抜けるからこそ、良い交流が生まれるものだし良い空気が
循環するものです。


昨年よりMB氏のメンズファッションのメソッドに傾倒しております。
子曰く、ドレス:カジュアル=7:3が黄金比。
ドレス要素はスーツに代表されるツヤ感、ダークトーン。
カジュアルはTシャツ、デニムのラフ感、明るめトーン。
詳しい説明は、氏のブログに譲るとして、服装を整える事は
自身の自信にも繋がります。コミュニケーションの潤滑油たりえます。
様々な人との交流、風が通ることで発見や、成長が見つかればいいなと思います。

また、こうして思っている事をブログに書き連ねるのも風通しを
よくするコツだとおもいます。SNSなどでコンテンツは大量に
インプットしています。が、それを発信する機会が今まで多くなく
消化不良気味でした、、、

また、ぼちぼちコンテンツを発信して、私自身
風通しのよい人生を過ごしていければとおもいます!