2013年2月17日日曜日

Perfect World



Perfect World
1993


色の抜けた501、
白T,半袖ネル?ウェスタンシャツ


舞台は1960年代、テキサス、アメリカ。
ファッション目線で、
あとクリントイーストウッド監督(出演)という事で、
観てみました。


今まで映像がキレイだとか
音楽がカッコイイ映画にホイホイされる傾向がありました。。
ミニシアター系、音楽の青春系とか??
(トレインスポッティング、シングルマン、コントロールなど)


音楽ドキュメンタリーとか
衣装賞とか撮っちゃう映画とか好きです。
脚本とか演技とかは置いといて。。



だからいわゆる名作といわれる映画は
観てこなかった。。


そして今回名作と言われるコレ。

名作でしょう。。。
脚本とか演技も去る事ながら。

"揺らぎ"がテーマだと。。。
心が揺らぐ描写がウマい。


悪の揺らぎ、
正義の揺らぎ、
子供のピュアが揺らぐ事でストーリーが展開する。。。
たまりませんなあ〜


人間讃歌なんだと思います。



悪役だって哀愁がすごいし、
正義の味方だって銃を打つ事にためらいはあるし、
悪役に肩入れもしたくなる。。。

子どもだってピュアなだけじゃないし。




やっぱりJOJOを感じました。
登場人物の心描写、経歴などの作り込みの丁寧さは
JOJOに通ずるのかなと思います。



脚本の暖かみがスンバラシイです。。。
人間臭い。。いい意味で。


さすがイーストウッド。。
俺たちに平然とできない事をやってのける。
そこにシビれるあこg



ホントはかっこいいイーストウッドが
笑えるシーンに出てくるし、
やっぱり古着好きには観ててたまらない衣装だったりするし。。

(冒頭のバッファローチェックのウールJKTいいですね〜。
 自分も似た上着買ったのでニヤニヤしちゃったり。)


展開もわかっちゃいるけど、
やっぱり観てしまう。

イーストウッド映画は間違いないのですね!!!!
もっとたくさん観ます。