2009年11月8日日曜日

ぐるりのこと。のこと

 最近は邦画しか見る気がしません。今まで洋画、洋楽ばっかりだった反動でしょうか。金髪、スタイルよし、英語はクールっていう洋モノ至上主義の反動がここにきてメチャメチャきてます。

 タイトルに魅かれてぶらっと見てみた。

 とっても繊細。年毎の服の変遷。なんとか生きていけるもの。家族ってやっぱいいもの。
色々感じました。
 日本映画の全般に言えることだと思うのですが、やっぱり映像の端々から繊細さが滲み出てる
ものが多い気がするのです。何の他愛もない男女二人暮らしの、変哲もないアパートの一室が
とても絵になっていました。洗濯物とか人形の感じとか。改めて日常も切り取り方次第でアートに
なり得るのだと感じました。
 服の変遷がおもろかったです。バブルを引きずりながら段々と今っぽくメイクや服装が変わっていくのがよかった。時代考証が出来てる映画は良い映画ってのを聞いたことがあるので、とてもよかった。
 バイト生活から友人の紹介を経て、法廷画家へ。その後ものらりくらりと生きていくリリーさんがとっても雰囲気よい。こう行きたい
 家族ってやっぱいいもの。大事にすべきもの(人)があるっていうのは何よりもモチベーションになるんだと思った。


 これを見て、一生一人暮らしでもいいやっていう考え方がぐるっと変わってしまいそうです。