2011年4月2日土曜日
Not Angels
The Strokes "Angles" 2011
ざっと感想を。
"旬"な音の目白押しだと思う。
今の俺の個人的な音のトレンドを、
まるでジュリアンが、
「お前はこういう音がすきなんだろっ、わかってんだよ」
って、見透かされてて、
ディティールに隙が無い、
かゆいトコロに手が届くような。
今のインディーロックのトレンドを知りたいなら
”Angles”を聴けば、間違いない!
ってアルバムです。
今の空気感を上手く
切り取った"旬"なアルバム。
彼らはつくづく、トレンドセッターなのだと改めて、
このアルバムを聴いて思った。
この手の音ってなかなか
表現してるアーティストはいないんじゃないかな。
80sっぽいタイトなリズム。
インディーならではのソリッドな音。
歌メロのひくとこひいて、盛り上げドコはしっかり盛り上げる感じとか。
どこかポップスじみてるけど、やっぱ擦れてる感じとか。
音がかっこいい。
特にリズム隊のタイトさがドンズバ。
時代に流されねえぜ俺らはあばばば
とか言ってる古臭いやつらより、
音楽に限らず、
その時代のファッション、景気の感じとかを
上手くパッケージングしてる奴らはホントにかっこいいと思う。
その雰囲気って試聴ボタンを押して1、2秒の世界だと思うんだよね。
「あ、間違いないw」ってニヤケちゃう。
音楽に限らず、
社会全体に耳を研ぎ澄ましてるヤツの方が、
こういうアルバム、雰囲気を作れる気がする。
感性が鋭いと思う。